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  • 一番の引っかかりはリスクアセスメントの手法。
  • リスク値は資産価値と脅威と脆弱性の和で算定しているが論理的には有り得ない。背景にある単位系に全く無頓着。
  • 驚くのは某審査機関が主催するセミナーでは足し算でも掛け算でも自由ですと説明していること。自由と言うことと合理性を放棄することとは全く別だがこのような審査機関の審査は果たして有効な審査と言えるのだろうか。大いに疑問。
  • CIA喪失による被害(=コスト)から実際に実現するであろう期待損失(=コスト)を導くだけの単純な計算だから、足し算するならコストで無いければいけない。子供が考えても分かることを大企業の大の大人が猪突猛進。気の毒だ。審査員の方もいろいろあって良いですからと言って引き上げていくようだ。
  • 脅威・脆弱性の識別も怪しい。が、もともと容易でない部分。別途解説を参照されたい。
  • もう一つの懸念は内部監査。実質的には殆ど出来ていない。年1回は会社としてどこかの部門を一つでもやれば定期的に実施となるとでも考えているんだろうか。流石に、監査不足は分かっているようで自主点検をプログラムしているが、是正処置も何もないから適切なPDCAになっているか分からない始末。
  • 監査は特権的な人の専横的業務としていたみたいで全社のへの健全な展開を妨げている。
  • 出荷前の組み立て調整エリア、出荷後の不具合きり分け試験エリアに対するゾーニングと整理整頓も弱い。

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